4月
って、気付けば年というか年度まで明けているーっ!?
ということであけましておめでとうございます、まっつんです。
これまでに比べて大分楽に過ごせるスケジュールなのに
セッションの機会が少なかったりで、
まよリプも停滞気味なのです、ぐんにょり。
もっぱら積みゲー・積み本崩しが多い日々です。
が、これは最優先で読むのであった。
迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの (GA文庫) | |
津雪
おすすめ平均 |
どーでもいいけど、某ナイトウィザード・リプレイの「真壁翠」とか
影響受けているんじゃないかなとか邪推してみるテスト
迷宮デイズの伝奇衆NPC、「魔壁健一」もそれっぽいなーって気がしないでもない。
さて、今回も作者さまのサイトの販促企画に便乗しますよー。
主なあらすじとかは2つ下のエントリーを参照してください。
現代日本でWizardryをやっている本作ですが、
この2巻では次の最終巻にも繋がっていく重大なイベントが発生します。
* おおっと テレポーター * → 4層未到達地区に飛んじゃう →
(あれこれあって救援を呼べたが)壊滅
という、Wizardryに馴染みのあるかたには良くある光景です。
そしてその晩、(もはや状況証拠でしかない死亡確認によって)亡くなった人物を巡り、
残った様々な人の想いが交錯するシーンの連続である
劇中の12月19日は特に印象深いシーンでございます。
元のWeb版もこの辺あたりの連載時から読み始めた人ですし、
自費出版(いわゆる同人誌)版でも特に読み返すことの多かったところだったのですが、
今回の加筆シーンとなる「23時45分 笠置町 葵?」で思わずホロリ。
帰宅中の電車で読むべきシーンじゃございませんでした。
一般人と、異常な地で生死の境界線を自ら渡り歩こうとしている人たちとの
接点のひとつともいえる、主人公「真壁 啓一」のWeb日記ですが、
この辺から特に「書こうに書けなくなった」的な部分が増えてきている感じで、
そのあたりの補完的な加筆が多くてとても良かったです。
これなら分厚くなろうが大賛成というかもっとやってください。
そういえば、上に張ってみたamazonリンクのカスタマーレビューでもあるのですが、
「高評価はきっと信者、万人向けじゃないと思う」っていうのは、
個人的には同意ではあります。
Wizardry自体万人向けでは(以下略
ただ、
「初見では把握しきれない部分が多く、
どちらかというと何度か読み返すことで味が出るスルメ小説」
「主人公は真壁啓一じゃなくて寧ろ『迷宮街』という存在そのもの」という2点を
どう認知してもらえるかが問題のような気がしないでもないのです。
自分の場合は連載中にwktkしながら何度も読み返してたりしてたので。
というわけで熱いイベント盛りだくさんの第2巻もオススメなのです。
さて、それではダム防衛とオラタン行ってきます(ぇー
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